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新しい商品に依存するダイエット方法の危険性

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はじめに

今回は『新しい商品に依存するダイエット方法の危険性』について話をしたいと思います。

ダイエットと言えば、エクササイズや筋トレ、ジョギング、食事法、サプリメントなど挙げればキリがないほど多くの方法があります。

その中で、効果がありそうなダイエット方法があれば、何でもかんでも手を出してしまう人がいます。

もし、ダイエットに成功できていないとしたら、新しいダイエット方法を見つけると「今度こそ!!」という気持ちになってしまうかもしれません。

あなたはどうでしょうか?

 

ダイエットの場合、一定数の【新作ハンター】の方がいらっしゃいます。

新作を見ると試さずにはいられない人です。

一般的には移り気な人と言えるかもしれません。

 

「私、ビリーズブートキャンプにハマってて。」と言っていたのに、

半月後には「やっぱり、ロングブレスダイエットだよねー。」となり、

「最近はモムチャンダイエットがキテると思う!!」というように結果が出るまで一つの方法を続けない人のことです。

 

今、挙げたのは流行したエクササイズの例ですが、特に近年は食品系のダイエットで新商品依存症が見られますので、このことについて話していきます。

 

ダイエットではなく、モニター感覚の人が増えている!?

ダイエットは新しい商品が次から次へと発売されます。

すでに流行っている商品がある場合、ちょっとだけネーミングを変えた類似商品が販売されていることに気づくのではないでしょうか。

このような商品を積極的に購入してしまう人のことです。

一言で言えば飽きっぽいのかなと感じます。

本来であれば1つの商品でも一定期間使用して、自分のカラダにとって相性の良いものなのかあまり合わないものなのかを確認した上で結論を出さなくてはいけません。

これはとても重要な取り組みです。

 

細胞が入れ替わるスピードは部位によって異なるので明確な答えはありませんが、約2か月で大半の細胞は入れ替わります。(脳や骨などは年単位の時間がかかります)

ですので、細胞のサイクルをベースとして考えた場合、2か月程度は使用してみないと判断はしづらいと感じています。

しかし、新しい商品が出るとほとんど試していないうちに以前の商品を使わなくなってしまったり、勝手にいくつも併用して使用する人がいます。

 

カラダの本質的な改善が目的なのではなくて、『痩せればなんでもいい』という考え方の人が増えています。

広告内容が刺激的であったり、目新しい成分が入っているかどうか、口コミを比較して痩せている人がたくさんいるか、などで購入してしまうケースです。

痩せれるかどうかを味見するモニターのような感じなのです。

 

私がダイエットの指導をしていた時に実際にあった話なのですが、一緒に決めたダイエットプランとは違うことを勝手に行ってしまいリバウンドを起こした人がいます。

警鐘を鳴らす意味で一例としてその話をしてみたいと思います。

 

結果が出れば何でもしてしまう女性

この女性は最初のヒアリングの段階でかなり短期間でダイエットを成功させたいという願望がありました。

身長が165cm体重が70キロでした。

私のダイエット方法はリバウンドをさせないというのが1つのポリシーとしてありますので、健康を害するような過剰な減量はさせないように計画を立てています。

そして、1ヵ月で体重を減らせる上限は5%までと決めています。

それは、ダイエットの効果と同時に体への負担が少ないと感じているからです。

 

70キロの人が1月1日にダイエットをスタート場合、5%は3.5キロです。

予定通りに減量していたとすれば、2月1日には66.5キロになっています。

そして、2月の目標も5%ですから、3.3キロの減量になります。

すると、3月1日には63.2キロになっていますので、さらに3月は3.1キロもしくは3.2キロが減量目標になります。

このように体に負担が少ない1ヵ月に5%の減量計画であっても、3ヶ月実践すれば10キロのダイエットが行えるわけです。

※これはあくまでも計画なので、実践結果がすべて計画通りにはいきませんが、ユーザーにとってダイエットの経過をイメージしやすいため目安として共有しています。

 

ですが、このユーザーさんは3ヶ月でベスト体重の50キロにしたいという思いがあり、最初の1ヵ月でいきなり7キロも減量してしまいました。

おそらくこの7キロという結果を聞いた人は数字だけで判断してしまい「凄い!!こんなに痩せられるんだ。」と感じるかもしれません。

しかし、プロの目から見ると明らかに計画以外の別の方法を行なっていないと到達できないような減量の仕方でした。

そして、2ヶ月目の前半でまた3キロ減量していたのです。

1ヵ月半で10キロの減量です。

 

我流のダイエット方法を実践していませんか?

途中経過の報告をしたいということで彼女と顔を合わせた時に、決して健康とは言えない表情をしていたので本人に確認をしました。

正確に言えばやつれていました。

彼女自身でコントロールできなくなってしまい助けを求めてきたわけです。

 

「減量はしたい。体重は50kgまで落としたいんです。でも、今の食事を止めてしまうとまた太ってしまうのではないかと思ったら怖くなってやめられないんです。」と。

 

食事について聞いてみると、朝はコーヒーのみ、昼は野菜ジュースのみ、夜は置換のシェイクを飲んでいることがわかりました。

私はこの話を聞いたときに愕然としました。

何に驚いたかというと、全くと言っていいほど天然の食品を口にしていなかったと言う事実です。

 

実際、ダイエットに夢中になると本当にこういう方が多いのです。

痩せるというのはダイエットの前半です。

維持する(キープする)という後半のほうがダイエットでは重要なのです。

ですが、残念ながら、これをほとんどの人が理解できません。

痩せ始めると「なんだぁ。結構簡単に痩せられるじゃん!!」と自分ルールに変更していくのです。

これは、頻繁に目にするダイエット広告が【痩せること】にしか重点を置いていないため、みなさんの意識もそこにしか向かなくなっているのです。

そして、最初にヒアリングをしたときは自炊をマメにやっているという話でしたが、コーヒー、野菜ジュース、置換のシェイクのため料理をすることはなく、栄養もかなり偏っていました。

もしかしたら、あなたはこのダイエットの何が良くないのか、まだわからないかもしれません。

どんな問題があるのかわかりやすく説明したいと思います。

 

サプリメントと食品の違いを知らない

サプリメントが食品の代わりになると考えている人は少なくありません。

サプリメントというのは特定の栄養を加工したもの。

食品というのは様々な栄養が広く含まれているものです。

 

天気に例えるなら、特定のサプリメントを摂取するというのは大雨しか降らないような天気の状態だと思ってください。

他の要素がないのです。ひたすら雨が降っている。

ずっと晴れているでも構いません。

ビタミンCならビタミンCしか入ってこない。

でも、食品の場合は晴れも曇りも雨も雪もあって、日差しが強い日もあれば、にわか雨もある、台風の日もあれば、無風で穏やかな日もあるという具合に偏っていないのです。

雨しか降らなければ、草木は根腐れを起こして育ちません。

晴れしかなければ、地面が乾いて枯れてしまいます。

特定の栄養素を体内に送り込むというのは、これぐらい不自然で、カラダもどう処理していいかわからない状態なのです。

 

食品は糖質も脂質も蛋白質もビタミンもミネラルも食物繊維も満遍なく入っています。

野菜や果物、肉や魚など、これらは元々生物ですから、命のあるものです。

この形で生きていたことに意味があります。

私たちと同じでバランスが取れているからこそ生きていたわけです。

そして、料理(食事)という形でさらにバランスが良くなります。

本来は料理(食事)で補えないものをサプリメントをうまく活用して整えていくべきなのです。

 

サプリメントの使い方は知識が必要!?

彼女のようにコーヒー、野菜ジュース、置換のシェイクというのは、どちらかと言えば補う側のものしか摂取していませんから、体のベースとなる食品ではありません。

それを1ヶ月半もの間、食事の中心として生活をしてきたわけですから体重が減るのは当たり前ですし、体内の栄養が完全に不足してしまうのも当然です。

 

多くの人はダイエットのときに糖質や脂質の摂取を敬遠するのではないでしょうか。

理由は糖質や脂質はカロリーが高いので、脂肪になりやすい。

そして、カロリーを制限すればカラダの無駄な脂肪をエネルギーに変えてくれる。

この2つを痩せるための情報としてみなさんはインプットしています。

 

ですが、カラダというのはそんなに簡単にできていません。

常にバランスを重視します。

すぐに使えるエネルギーが不足すれば、筋肉を分解してエネルギーに変えますから代謝そのものが低下します。

さらにエネルギーが不足すれば、体温を下げて消費を抑えようとするのです。

カラダにとっては非常事態ですから、内臓もひたすらカラダを維持するために調整をしていきます。

カラダにハリのない痩せ方をするときはこのようにバランスを崩した食生活をしたときに起こります。

栄養失調で減量しただけなのです。

 

彼女の場合はダイエット商品として置き換えシェイクを使用していました。

置き換えという名前の通り、1回の食事をシェイクに変えることで栄養バランスを維持しながら糖質や脂質を制限してダイエットを推進させるものです。

しかし、条件があります。3食のうちの1食を置き換えるのです。

他の2回の食事がきちんとしたものなら置き換えはダイエットのサポートになります。

ですが、朝食のコーヒーはカロリー0ですから、食べていないのと同じ。

野菜ジュースも飲まないよりはいいですが、加工していますから本物の野菜を使用したジュースやサラダとは栄養は異なります。

3食のうちの2食がすでにスカスカの状態で残りの1食をさらに置き換えシェイクにしていたのです。

置き換えシェイクを絶賛するわけではありませんが、彼女のギリギリのダイエットの中では置き換えシェイクのビタミンやミネラルが何とかカラダを支えてくれていたと言えるかもしれません。

 

カラダをいたわるのもダイエットの必須条件!?

ダイエットの結果のためなら何でも試してしまう人がいます。

その好奇心や行動力は認めたいのですが、我流のため、自分のカラダに対しての愛情や配慮がかなり欠けてしまっているように感じます。

確かにいろいろなダイエット商品を試していれば、たくさんの商品知識を持っていると思います。

そして、メディアを通して痩せる食品の知識も手に入れたのではないでしょうか。

 

ですが、メディアで紹介されていたダイエット関連商品の効果が誇張され過ぎていると公正取引委員会から措置命令が何度も出ていることを知っているでしょうか?

テレビショッピングやネット通販で売られていた人気商品です。

納豆ダイエットはデータ改ざんが行われていましたし、朝バナナダイエットも紹介したほどのダイエット効果はありませんでした。トマトダイエットもそうです。

店頭から商品が無くなってしまうほどの反響がありながら、過剰な効果を演出していることが少なくありません。

調べればこのような情報も出てきますが、調べなければ行政指導を受けていたことも知らずに終わってしまいます。

 

虚偽の情報も世の中にはありますが、もっと大切なことは私たちが真偽を見分ける目を持つことです。

『同じものばかり食べていて本当に大丈夫なのかな?』と自分自身で考えてみることが大切です。

多くのダイエットユーザーはカラダについての基本的な知識が不足している気がします。

ダイエットは単純な引き算ではありません。

カラダを最適化する手段だと知って欲しいと思います。

 

もし、あなたがダイエットで似たような選択をしたことがあるようでしたら、是非、一度足を止めて他のトピックを参照して見て下さい。

 

まとめ

今回はダイエット商品に依存する危険性というテーマで話を進めてきました。

食事の管理がうまくできない人はどうしてもサプリメントやダイエット食品に依存する傾向が強くなります。

そして、結果ありきでダイエットを行なってしまうため、軌道修正することができなくなってしまいます。

 

痩せたい気持ちは十分に理解していますが、やはり一番大切にして欲しいのはあなたのカラダです。

ダイエット商品を使用しないでくださいとは言いませんが、前のめりになり過ぎない心の余裕は持っていてください。

一時的な商品の効果に踊らされず、あなたのカラダのバランスが崩れないようにサプリメントなどを併用することを心の底から願ってやみません。

 

次回は『ダイエットはマインドセットが9割、知識が1割』という話をしていきたいと思います。

●ダイエットではどんな知識が必要なのか?

●なぜ、ダイエットはマインドセット(心の在り方)がそこまで重要なのか?

について話していきます。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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